ここでの「慢性疲労」は、日々疲労を感じる、疲れやすい、体が重いなど、一般的な「疲れ」のことで「慢性疲労症候群」とは異なります。
「疲れたなぁ。」「体が固まった感じがする。」「寝ても寝ても、寝足りない。」
そんな朝を迎えていませんか?
予防が出来たらいいな。そう思いませんか?
今回は、同じ姿勢で長時間いることによって起こる疲れにフォーカスをあててお話をしていきます。
最近、疲れやすくなった方へ
今日も疲れたな。
…って昨日も思った気がする。
そんな、毎日お疲れの方、
疲れの原因を考えたことはありますか?
仕事はやりがいを感じているし、どこかが痛いというわけじゃない。
何をすれば楽になるのか分からない…
同じ姿勢を続けるお仕事。
例えば、デスクワークや長時間の運転など。
長年そのようなお仕事をされている方や、
在宅勤務でPC作業が急に増えた方も。
肩こりや腰痛、疲労感でお悩みではありませんか?
お仕事だけではありません。
読書やゲーム、映画鑑賞が趣味の方も、
楽しいと思っていても、同じ姿勢で長時間いることは、
体への負担となります。
では、予防は何をすればよいでしょうか。
1.運動、していますか?
長時間同じ姿勢でいることで起こる疲れには、運動です。
「でしょうね。」
とおっしゃらず、最後まで読んでいただきたいのですが。
ちなみに、運動と聞いてどのようなことを思い浮かべますか?
走ったり、スポーツをしたり、筋トレをしたり…
それぞれのイメージがあると思います。
ここからは、私個人の意見ですが…
動いていれば、それは運動
と私は考えます。
例えば、
お手洗いに行く。
伸びをする。
天井を見上げる。
など、日常の動作も動いているので、運動です。
確かに、カロリー消費で言ってしまうとその程度ですが、
歩くというだけで、座っている時にずっと緊張している腸腰筋という骨盤の筋肉や、ずっと引っ張られている大殿筋などのお尻の筋肉を伸び縮みさせることができます。
筋肉がずっと同じ長さをキープしていると
血の巡りが悪くなる→浮腫みや血色が悪くなる原因に。
運動神経を圧迫してしまう→しびれ、痛くなる原因に。
自律神経を圧迫してしまう→イライラ、落ち込むなど、精神的に辛くなる原因に。
逆に、歩く動作のように筋肉を伸び縮みさせることで、
これらを予防することができるということです。
ですから、
気合いを入れて筋トレをしなくても、
着替えて走りに行かなくてもいいと考えます。
筋肉を使う。という意味での運動は、それで十分なのです。
ちなみに、
気分転換に。という意味での運動は、
日の光に当たる事も大切ですので、外出をお勧めします!
2.上手に息、吐けていますか?
疲れには、呼吸も大きく関わっています。
深呼吸をしてください
と言われて、沢山吸えるけど、吐けないという方は多いです。
上手く吐けないと胃のつかえ感、イライラにもつながります。
最近、イライラすることが増えたな。スッキリしないな。という方、
息を吐くと同時にみぞおちの部分を押してみて下さい。
少ししか押してないのに苦しい!
と感じた方、呼吸が浅いと感じたことはありませんか?
みぞおちを押しながらゆっくり、そしてしっかり呼吸をすることは、
自律神経を整えるセルフケアとしても使えます。
自律神経が整うと、精神的な苦しさも楽になっていきます。
肩こりや、全身の重だるさも、
精神的に苦しくなると、悪化していきます。
最後にまとめると
日々、疲れを感じる方は、
なるべく体を動かすこと。
呼吸の際、十分に「吐く」こと。
その2点を意識してみて下さい。
また、相談しながらスッキリしたいという方は、
是非当店へお越しくださいませ。
参考文献:https://www.jstage.jst.go.jp/article/cjpt/2009/0/2009_0_H4P3260/_pdf/-char/ja
https://www.jstage.jst.go.jp/article/kochireha/2/0/2_KJ00000236274/_pdf/-char/ja