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慢性疲労

足の疲れにきくツボ

2021.8.4

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この記事を書いた人

鍼灸師 渡邉 拓馬
鍼灸師 渡邉 拓馬

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鍼灸師

渡邉 拓馬

自身も脚の大きな手術を経験し、その際リハビリで鍼灸治療に出会う。カラダの痛みを取り除き人を喜ばせる仕事したいと思い鍼灸師免許を取得。同じ悩みを持つ方の症状の改善させることや美容に関する知識、技術の研鑽に努めている。

こんにちは、カラダ改革×浜田山鍼灸院です。

 

本日は足の疲れに効くツボを紹介していきます。

是非動画も一緒にご覧下さい。

 

紹介するツボは足三里(あしさんり)です。

このツボは

「肚腹は三里に留め」

(意味:お腹の不調には足三里)

と言われるほど足の疲れや胃腸疾患に効果があるツボです。

また、足三里は松尾芭蕉の「奥の細道」には

 

「三里に灸すゆるより、松島の月先心にかかりて」

(意味:足三里にお灸を据えると胃腸の不調、

足の疲れを取り除き三里の距離も歩けるようになる)

 

と、紹介されています。

江戸時代から足の疲れや、胃を整えるために使われていたことがわかります。

 

効果が出る理由

解剖学的に足三里は前脛骨筋という筋肉にあります。

なので、足三里に刺激を入れると前脛骨筋が緩みます。

この筋肉は足首の背屈(つま先を上げる)動作で使われる筋肉です。

 

長時間歩くとすねの前がパンパンになった経験はありませんか?

これは、筋肉が硬くなることで血管が圧迫され、血流が悪くなることで起こります。

それがいずれ浮腫みや痺れ、痛みの原因となり

さらに放置してしまうとシンスプリント(疲労骨折の一歩手前)、

足底筋膜炎(かかとや足の裏の痛み)などにもつながってしまいます。

要するに、足三里をケアすることで血液循環がよくなり

血管の圧迫を取り除くことができるため痛みの緩和・予防をすることができます。

 

足三里の場所

膝を立てます。

すねを下から滑りあげ

自然に指が止まった場所から親指の幅1つ分外に「足三里」があります。

 

セルフケア

押し方は指で圧す方法です。

母指(親指)で足の中心に向かって痛気持ちいいくらいの強さで押すと良いでしょう。

目安は3秒かけてゆっくりと押し、3秒かけてゆっくりと離していく。

これを3セット行いましょう!

 

最後に

杉並区のカラダ改革×浜田山鍼灸院ではお客様一人ひとりに合った施術メニューを作成し

二人三脚でお体を根本から改善致します。

 

この程度で施術院に行くものなのか?

マッサージを受ければその場は大丈夫。

 

と思われている方もいらっしゃると思います。

もちろん痛みは一時的に緩和することはできますが、根本改善はしておりません。

その場だけよくても再発し、慢性的に痛みが出てしまうため、

QOL「生活の質」の低下につながります。

是非一度、そうなる前にご相談ください。

参考文献:https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjsam1981/39/4/39_4_391/_pdf/-char/ja

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