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症状改善

腰の痛みに効くツボ

2021.7.7

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この記事を書いた人

鍼灸師 渡邉 拓馬
鍼灸師 渡邉 拓馬

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鍼灸師

渡邉 拓馬

自身も脚の大きな手術を経験し、その際リハビリで鍼灸治療に出会う。カラダの痛みを取り除き人を喜ばせる仕事したいと思い鍼灸師免許を取得。同じ悩みを持つ方の症状の改善させることや美容に関する知識、技術の研鑽に努めている。

こんにちは、カラダ改革×浜田山鍼灸院です。

 

本日は腰の痛みに効くツボを分かりやすくご紹介いたします。

動画もございますので、ぜひご覧下さい。

 

今回ご紹介するツボは「委中(いちゅう)」です。

鍼灸の古典医学書には「腰背(ようはい)は委中に求む」と記されています。

その意味は「腰や背中の痛みには委中を刺激すると効果的」ということです。

 

腰や背中のどのような痛みに効果があるのか?

例えば、リラクゼーション系のマッサージでは一時的に緩和できるが、すぐに戻ってしまう腰のだるさ、背中の張り感などの不定愁訴(原因不明)といわれている症状や

膝関節症の痛み・坐骨神経痛・歩く時の痛みなど様々な症状に効果があります。

効果が出る理由

なぜ委中が腰・背中の痛みに効果があるといわれているのか。

 

その理由の一つ目は、「委中がある場所の奥に腰から始まる神経が通っているから」です。

委中を刺激することで腰につながっている神経にアプローチすることができます。

神経に刺激を入れることで関連する筋肉が緩み、その周囲の血液循環がよくなります。

血液循環をよくすることで溜まっていた痛みの物質を流すことができます。

 

二つ目は、「筋膜のつながり」です。

アナトミートレイン(筋膜は全身繋がっているという考え)の中で、

委中がある場所の筋膜は腰・背中を通って額(ひたい)までつながっているため、そこを刺激することで腰と背中にアプローチすることが出来ます。

 

このような理由があるため、膝裏を調整すると腰や背中の不調が整う方が少なくありません。

 

委中場所

委中は膝裏の横しわの真ん中にあります。(両足にあります)

 

セルフケア

マッサージを受けても良くならない方、もう治らないとあきらめてしまっている方。

下記の方法を覚えていただければ腰の痛みや膝の痛みに対してご自身で緩和させることができます!

 

押し方は2通りあります

 

一つ目、指でツボを押す方法です。

痛気持ちいいくらいの強さで押すと良いでしょう。

目安は3秒かけてゆっくりと押し

3秒かけてゆっくりと離していく。これを3セット行いましょう!

 

二つ目は、テニスボールを膝裏の真ん中に置きゴロゴロと動かしてみる方法です。

あまり強く押しすぎてしまうと痛みが残る可能性がありますのでご注意ください。

 

症状の様子を見ながら、まずは1週間続けてみて下さい。

 

最後に

少しでもカラダが痛い、だるい、重いと感じている方。

それはカラダの危険センサーが反応しています。

ずっと前からで、もう慢性的だから慰安的なマッサージなどでその場をしのげればよいと思われているかもしれないですが、

症状が悪化した場合は、趣味の旅行やスポーツができなくなってしまうかもしれません。

そのようなことにならない為にも是非一度、当店でお身体を見させていただければと思います。

みなさまの症状を改善して人生をより楽しんでいただけるように、誠心誠意サポートさせていただきます。


 
参考文献:https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjsam1981/50/3/50_3_429/_pdf/-char/ja
     https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjsop/43/2/43_17/_pdf/-char/ja

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