こんにちは!
杉並区にあるカラダ改革×浜田山鍼灸院の福永です。
朝起きて、
休めていない感じがする。
肩こりが辛い。
アゴが疲れている。
そんな症状でお悩みではございませんか?
そのようなお話をするとみなさん口をそろえて
枕が合わなくてね。
とおっしゃいます。
この前、枕屋さんでオーダーして作ってもらったはずなんだけど、肩こりが治らない。
だから整体にきました。と。
ご来店いただけることを大変嬉しく思います。
しかし、せっかくオーダーで作っていただいた枕ですから、是非使っていただきたいです。
では、せっかくのオーダー枕で肩こりが出てしまう原因はなんでしょうか。
この記事を読んで「なるほど」となっていただければ幸いです。
是非、最後までお読みください。
ストレートネックと枕
これは、寝る時の姿勢に関係していると考えられます。
枕屋さんが考える「理想の睡眠姿勢」と
皆さんが考える「理想の睡眠姿勢」とのギャップによって、肩こりやくいしばりが起きてしまいます。
皆様の首は思っているよりも前かがみに変形しています。
いわゆるストレートネック、スマホ首と言われる状態です。
整形外科で見てもらうと大半がストレートネックと診断されるのではないかと思います。
上の絵のように椅子に浅く座り、背中は背もたれと一体化。
この姿勢に加えてパソコン操作やスマホの操作の為に腕は前に伸びて前ならえ。
ストレートネック+猫背+巻き肩の出来上がりです。そして肩こりは起こります。
これはあなただけではなく、隣のデスクの方も、会議中の画面に映る同僚もおそらくこのような姿勢でしょう。
一日の約半分がこの姿勢。首がこの形で固まるのも無理ありません。
また、固まってしまっているのは寝ている時も同様です。
下記の図をご覧ください。
右が正常な首、左がストレートネックです。
この状態で固まったまま寝てみましょう。
ストレートネックの方は背中より高い位置に頭があるのがおわかりでしょうか。
「理想の睡眠姿勢」とは
次に、枕の評価について下記の絵をご覧ください。
枕の評価は、身体の血液循環が滞らないよう身体の軸がまっすぐになることを理想としています。
しかし、ストレートネックの方からすると首を少し反るような体勢になります。
これが「理想の睡眠姿勢」のギャップです。
良い枕が合わないのではなく、今の身体に合っていないだけ。
もっと言うと、枕が合わない原因は、枕ではなく姿勢だという事です。
肩こりが辛くなるととりあえずもみほぐしやマッサージ屋さんでマッサージしてもらおうとなりますが、それでは起きるための目覚ましを止めて起きていないのと一緒です。
肩こりがあって、痛みやだるさが出てきます。
痛みやだるさを取り除いて肩こりは健在。
繰り返す目覚ましのように、そのうちまた痛みやだるさは現れるでしょう。
要するに、良い枕で寝て気持ちよく朝を迎えるためには、ご自身の首をどうにかする必要があります。
ストレートネックになりかけているみなさん、早めに施術を受けて改善していきましょう。
整体や鍼・かっさを使用して首まわりの筋肉を緩め、骨を正しい位置に戻す。
骨が正しい位置に戻れば姿勢は改善します。
せっかく購入された良い枕ですから、合わないからと放置せず、姿勢を改善して使って下さい。
ちなみに、寝ていて腰が痛くなる方もマットレスが原因でないことがあります。
思い当たる節がおありの方は、お気軽にご相談ください。
ご連絡、お待ちしております。
参考文献
https://core.ac.uk/download/pdf/196741937.pdf
https://www.jstage.jst.go.jp/article/cjpt/2009/0/2009_0_C3O2135/_pdf/-char/ja